団史
1945年7月
戦後の初代指揮者となる村上輝雄氏のもとに実験助手の女性が数人集まり、小曲のコーラスを始める。

1945年11月
愛唱曲Nägeli作曲の「白ばらの匂ふ夕べは」にちなんで"白ばら会合唱団"と命名される。当時学内唯一の合唱団であった。終戦を迎え、それに伴い会員が増加。

1946年3月
練習日が毎週土曜日となり、本格的な合唱を目指し始める。

1946年12月
白ばら会の男性会員が東大合唱団(現コール・アカデミー)を再建し、合同発表を行う。

1946年1・2月
練習場所が学内の第二食堂三階に定まり、役職の設置、日記表の作成など大合唱に即した組織作りが進む。

1947年
東大五月合唱祭や文化発表会合唱祭に参加し好評を博す。

1948年11月
合唱コンクールに初参加。これを機に指揮者として専門家を呼ぶ事になり、須賀靖元氏(芸大教授)が就任。

1949年
最初のレコード録音以後、東大唯一の混声合唱団としてコンクール・放送に大活躍!

1951年
白ばら会誌の創刊。白秋の詩にちなみ、"ばらの木"と名付けられる。会員数減少。 OBの合唱団から学生の合唱団へ。

1953年12月
須賀氏辞任に伴い、山本金雄氏が指揮者に就任。旧制から新制へと変わり、学内の混声合唱団も二つとなる。

1957年1月
ヤマハホールにて第一会定期演奏会。

1958年10月
最高水準の合唱団と一流指揮者総出演」と銘打った「合唱の祭典」に参加。

1961年1月
第二回定期演奏会。これ以降定演が白ばら会活動の一大行事となる。

1962年1月
全東大での音楽会を初開催。

1967年
駒場で定演のために昼休み練習を始める。

1970年
この頃から水曜日に本郷で自由練習が行われたり、夏合宿で音楽会を開き互いに発表しあうなど自主的な活動が見られるようになる。

1970年12月
定演で新しい愛唱曲「夜のうた」を歌うようになる。

1972年7月
白ばら会の先輩稲木哲郎氏が常任指揮者に就任。新人の急増。会員数が150人を越えるにいたった時も。

1975年3月
草下實氏が常任指揮者に就任。

1976年3月
熊谷卓氏が常任指揮者に就任。

1979年
お茶の水女子大で水曜練習が始まる。1985年白ばら会創立40周年記念パーティーが開かれる。

1990年10月
卒団生が正式な同窓会「合唱団ばらの木」を結成し、「第九」の演奏会を開く。

1993年4月
安田講堂にて、コール・ユリゼン有志と共に、ノルウェー王国立オスロー大学スコラ・カントールム室内合唱団との交流音楽祭を行う。

1993年12月
糀場富美子さんによる委嘱作品「人間たちへ」が初演される。

1995年
創立50周年、記念パーティーが催される。

2005年
創立60周年を迎える。

2009年
定期演奏会が50回目を迎える。

2015年
創立70周年を迎える。

2020年
熊谷卓氏が常任指揮者を退任。新たに富本泰成氏が常任指揮者に就任。

2023年6月17日
東京大学の同窓会組織「鎌倉淡青会」の20周年記念年次総会にゲスト出演。

2025年
第80回定期演奏会を予定。
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